みなさんは、「こどもの時間」という映画をご存知かしら?
たまたま、広告をみつけてちょっと見てみようかなと思って、
名古屋まで行ってきました。

“こどもの時間”の説明

埼玉県の桶川市にある、いなほ保育園のこども達の5年間のドキュメンタリー。
焚き火と水と動物とともに育つ、0才から6才のこども達の力強く生きる意欲と輝きの記録。
(映画のチラシより)


実は、このドキュメンタリーは、テレビでも放送されていたように思います。
オープニングは、ここの保育園を巣立つ卒園生たちの卒園式の
風景から始まるのですが、卒園証をもらいに誇らしげに歩いているこども達の
顔がとても印象的でした。中には、ハンディのあるこども達もいました。

とにかく、ここのこども達はとてもたくましいんです。
鼻がたれてても、顔が汚れていようとも全然へっちゃら、靴もはかず、裸足で
走り回ります。私が、驚いたのは、たった2才にしてひとりで、
動物達のえさを大きなバケツの中に手を突っ込んで、混ぜ混ぜして作るのです。
それを今度は、いくつもある大きなトレイ?の中に手づかみで分けて入れて、
ヨッコイショ!!と持ち上げ、動物達にえさをやりにいくのですよ。
そして、動物が自分の作ったえさを食べるところを腕を組んで、見ているの。
もうビックリでした。
夏のプール(園児のお父さん達が作ったプール)で、
3才のこどもは、潜る練習をひとりでしていたり、とにかく
やりたいことは、みんな自分で進んでする。その自立したこども達を
みて、凄いなぁと感心させられました。

2才や3才なんて、まだまだ私達は赤ちゃん扱いをしている部分が
あって、出来なければなんでもしてあげちゃいますけど、
でも、本当はこども達は十分自立できることが
できる能力を持っているんですね。
その能力を私達が、摘んでしまっているのかもしれません。


Takkyが年中まで行っていた幼稚園は、子供の大好きな泥んこ遊びが出来る
幼稚園でした。年少の頃は、毎日のように泥まみれの洋服を
スーパーの袋に入れて、かばんに下げて帰ってきました。
親にとっては、洗濯が大変だから、公園なんかで、泥遊びをされたときには
もう、止めて〜!!と叫んじゃうほど、いやな遊びですが、
幼稚園なら、もうしょうがないっていう感じですみます。
それに、年中にでもなると、不思議と洋服を汚すことが
少なくなってきます。そう、汚さないで上手に遊ぶことが
できるようになったのです。成長している証拠なのです。
この幼稚園では、裸足でもOKで、Takkyの
上靴はあまり汚れませんでした。
Takkyがのびのびとした子供に育っているのもここの
幼稚園に2年間通ったおかげだと思っています。
私の知り合いに自己中毒の子供さんがいて、ここの幼稚園に
入園する前は、お母さんにべったりで公園でも、
離れず困っていたということですが、入園後のそのお子さんは、
友達と駆け回って表情も生き生きしていました。
近所のお母さん達の中には、いろいろ言ってけなすお母さんも
います。Takkyが入園を決めたときは、Takkyくんなら
合っているんじゃない?(ワンパクという意味です)
なんて、言われてしまいました。あぁ・・・

普通の幼稚園のように決められた一日を送るのではなく、
とにかく自由に自分の好きなことをとことんすることが出来る。
教室で集まるのは、給食のときと、帰りのときだけです。
好きなことに熱中して遊ぶと言うことは、
とても大切なことです。それが、将来につながっていくのですよね。

ある日、雨だというのに洋服も下着も全部濡れて、スーパーの袋に入っていたときには、
すごく怒れて、どうして雨なのに、泥遊びをさせたのですか?と先生に聞いたことがあります。
でも、よくよく考えれば、雨の中で泥んこ遊びをすることによって、ずぶぬれになり、
不快感を味わうことによって、雨の日は、外では遊んではいけないんだ。
ということを自分自身で体験によって、わからせるんじゃないかと思いました。
(これが、冬だと困りますが幸い6月の出来事でした。)

先日、Ronと去年の9月から通っている療育施設の母の会での例会(勉強も兼ねています)で、
先生が「子供は、体験から学ぶものなので、たくさんの体験をさせてあげてください。」
とおっしゃっていたのですが、まさにそのとおりなんですね。

体験、体験と言っても、何から始めてよいのやら分からないけれど、
とにかく出来ることから始めなくちゃ〜と心ばかりがあせる私です。
でも、子供のために母は頑張らなくちゃねっ!

2001/12/31UP



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